映画「ノーカントリー」

第80回アカデミー賞作品賞に輝いた『ノーカントリー』を観に行った。
(っていうても、一ヶ月も前やけど(^^;)
んーーー、決して気分のいい映画ではないわな。
前半、殺し屋が、立ち寄った店でレジにいる店主に
冷静な口調で絡むシーンがある。
「(空中に投げて落ちた)コインが表か裏か言え。」
店主は言う。
「もし私が勝ったら、何を賭けてくれるのか?」
殺し屋はその問いに
「すべてをやろう」
と答える。
店主が言ったコインの表裏は見事に当たるが、
殺し屋は店主に何かを与えるわけでもなく、そのまま店から出て行く。
「すべてをやる」・・・この“すべて”とは「命」のことを表しているのだろう。
命あっての全て。全ての物事よりも大事なものは命。
だから殺し屋は店主を殺さなかった。
命を奪わない=すべてをやる、ということ。
その命と引き換えに200万ドルの大金を持って逃げようとする男、
それを追う殺し屋。
金と命を天秤にかけることの愚かさとか、
人の運命なんて他人の手によって簡単に左右されてしまう とか、
そういう不条理なことを言わんとしてるのかなと
簡単に解釈するならそういう感じに思えるのだが、
いかんせん長くて、どこに比重を置きたかったのか見え辛い![]()
後半にトミー・リー・ジョーンズが誰かと2人きりで喋るシーンがあって、
そこで「最近父親が夢に出てきて云々」という話をするのね。
私、前々から言うてるけど、登場人物が静かな部屋の中で
ボソボソ喋るシーンってのが苦手で、すぐ眠くなってしまうもんやから、
そのシーンも完全に気を抜いてて、はっきり字幕を見てなかったのよ。
そしたら!
なんとそのシーンがラストだったという![]()
だから「夢に父親が出てきて云々」というセリフの中にも
この映画の言いたいことが隠されていたんやろうと思うねんけど、
半分白目で字幕を見てなかったから分からへん![]()
一方、後半、「200万ドル持って逃げる男」の嫁が
家に来た殺し屋と話をするシーンは印象的だった。
かたくなにコインの表裏を言おうとしない嫁。
運命を決めるのは自分なのか、それとも相手なのか・・・?
嫁がそのあとどうなったかは、はっきり映し出されておらず、
見る人によって解釈が違うだろうが、
殺し屋が家を出たときのふとした動作にヒントがあるように思う。
(まだ観てない人のために、はっきりしたことはあえて書きませんが。)
てなわけで、5段階評価で表す場合
私の評価は ★★☆ (2つ半)
気分のいい映画ではなかった、ということでこの星の数です。
大金を持って逃げる男、ルウェリン・モス役のジョシュ・ブローリンが
いい味出してたなぁ。
この出演者の中やったら、この人とデートしたいもん![]()
・・・で、ネットで調べたら、なんと、奥さんはダイアン・レインだそうで(爆)
知らなんだわー。
(4月9日 TOHOシネマズ梅田にて鑑賞)
◆ノーカントリー◆公式HP
原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデム、トミー・リー・ジョーンズ、
ケリー・マクドナルド、ウッディ・ハレルソン 他
上映時間: 2時間2分
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コメント
ダイアン・レイン・・・『ガァーン!』...orz
千葉は、いま10℃です。。
投稿: 朱色会 | 2008/05/11 22:49
朱色会さん、こんばんは!
ダイアン・レイン、懐かしいですよねぇ。
『ストリート・オブ・ファイヤー』の印象が強くて、それしか思い浮かびませんが、
カッコ良かったですよね。
ダンナであるジョシュ・ブローリン、
映画の中ではてっきり50歳くらいだと思ったのですが、
調べたら今年40歳になったところだそうで、ちょっと意外で驚きました。
千葉も寒かったんですねー!
大阪も先週土曜頃から結構寒いです。
風邪などひかぬよう気をつけましょう!
投稿: いも→朱色会さん | 2008/05/14 22:16