映画「不撓不屈」

滝田栄主演の映画『不撓不屈』の試写会に行った。
不撓不屈(ふとうふくつ)といえば、貴乃花が昇進の時に述べた口上を真っ先に思い出すが、この映画は原作が高杉良で、「飯塚事件」と呼ばれる税理士・飯塚毅の実話を元にした物語。
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昭和30年代後半、税理士・飯塚毅は中小企業の顧客に節税対策を勧めていた。
それは「別段賞与を未払金として計上すれば、税金がかからずにそのお金を事実上経営資金として使うことが出来る。」というものだった。
この方法は違法ではなく、飯塚に非はなかったが、国税局はこれを「脱税行為」として飯塚の事務所や顧客のところへ乗り込み、嫌がらせともいえるほど執拗に問い詰める。
そしてついには部下4人が逮捕され・・・。
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とまぁ色々あるわけだが、飯塚(滝田栄)は「これは脱税ではなく節税だから心配しないで」と顧客に説明するんやけど、中には勝手に本当に脱税しちゃってる顧客がいることも判明したりして、「顧客のために」と思ってしてきたことが脆くも崩れてしまったりするんよね。
そして追い詰められていく飯塚を支える妻(松坂慶子)と子供たち。
「自分は間違っていない」という信念に、いつしか味方となる謎の男?や政治家も現れる。
「未払金」とか、経理の学校に通っていた頃を思い出すような単語も出てくるが(笑)、時代背景もなかなか興味深い。
子供が親を尊敬する姿も描かれている。
呑気だと思っていた母親が実は子供たちに心配をかけさせまいと呑気なフリをしているだけだと、長男が気づくシーンとかね。
あと、そば屋のおばあちゃんの手紙のシーンには涙が出たなぁ。
でもストーリー的にはもうひと波乱あるのかなと思ったらそのまま終わってしまったので盛り上がりには欠ける。
「昔こういう(税金に関する)事件がありました」という話で、それをなぜ今映画化に??という気もするが、家族を殺す事件が相次ぐ現在、改めてこの頃の時代の家族のあり方を見てもらおうという意味も含まれているのかもしれない。
別にアクションものとかじゃないからわざわざ映画館で観る必要はないと思うけど、日本の税理の理念がドイツの税理のそれに沿ったものだったとは知らなかったし、そういった面では知識のひとつにはなったかなと。
というわけで、5段階評価で表す場合、
私の評価は ★★☆ (2つ半)
「長男の手紙」と、「妻が夫に“花の冠”を贈る」というのは実話だそうです。
(6/7 松下IMPホールでの試写会にて鑑賞)
ところで前々から思っててんけど、田山涼成って
↓↓↓

海原はるかかなたの、髪の毛フーッてされる人に似てない?
↓↓↓

いつも見間違うわ。
◆不撓不屈◆公式HP
原作:高杉良
脚本:竹山洋
監督:森川時久
出演:滝田栄、松坂慶子、三田村邦彦、田山涼成、中村梅雀 他
上映時間: 1時間59分
6月17日(土)ロードショー
さて、前々回の「インサイド・マン」の記事の最後に「タイヨウのうた・YAHOO!オンライン試写会」について紹介しましたが、応募された方はいますか?
このオンライン試写会に当たったためしが無いと書いていましたが、今回は当選人数が1万名と多かったからか、嬉しいことに当選しました\(^O^)/
なおオンライン試写会の実施は10日と11日の2日間だけですので、応募してまだ当落確認していない方は今すぐご確認を!
次回の映画記事は『オーメン』。
すでに鑑賞済みですので近日中にUP予定です。
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コメント
こんにちわ~
TBさせていただきました~
>不撓不屈といえば、貴乃花が横綱昇進の時に述べた口上
ありゃ?貴乃花の時でしたっけ?(笑)
てっきりお兄ちゃんだったような気がしちゃってました~
投稿: MoonDreamWorks | 2006/06/10 16:59
「タイヨウのうた・YAHOO!オンライン試写会」ココ見て応募してたんやけどスッカリ忘れてた。これ読んで思い出して確認しにいったら、はずれてました~。
投稿: キナ | 2006/06/10 19:34
MoonDreamWorksさん、こんばんは。コメント有難うございます!
いつもMoonDreamWorksさんのブログ、楽しみに拝見させて頂いております(^-^)
「不撓不屈」、私も一瞬貴乃花と若乃花どっちだったかなぁと考えたのですが、
たぶん貴乃花が「不惜身命」と「不撓不屈」を使っていた記憶があるので
書いちゃったのですが、違ったらどうしよう・・・(笑)
若貴が現役の頃の相撲雑誌がダンボール箱に眠っていますので、
また確認してみます。
いつもTBだけでなかなかコメントが残せないのですが、
今後も宜しくお願いします☆
投稿: いも→MoonDreamWorksさん | 2006/06/10 22:49
TBありがとうございます。
こちらもTB打たせていただきました。
何だか興行的に心配になる作品でした。
映画にする意味があるのでしょうか???
投稿: 千幻薫 | 2006/06/10 23:23
>キナ
わんばんこ~!「タイヨウのうた」応募してたんやねー!
いい作品やからみんなにも観てもらえる良い機会やなぁと思ってんけど、
そうかー今回はアカンかったかー。。
昨日観たんやけど、塚本高史と岸谷五朗がやっぱええ味出してるわー。
オンライン試写会って初めて観て、えらい画面が小さかったけど(^^;
ヤフーでたまに募集してることがあるから、また何かあったら
このブログでお知らせするわな~!
>千幻薫さん
こんばんは。コメント有難うございます!
私も「なぜ今この題材を映画化に?」という疑問は正直ありました。
記事にも書きましたが、家族のあり方とかそういうのを見せたいという意図も
あったのかなぁと。
税理士さんか年配のお客さんが足を運びそうですが、
口コミで広がる作品ではなさそうですね。。
投稿: いも→皆さん | 2006/06/11 23:01
こんにちは。
私もここのサイトを見て「タイヨウのうた」応募したんだけど、昨日確認したら外れてました。残念。
で、仕方なくGyaoで深津絵里の「ブラコメ」(絵馬さんの好きそうな話あり!4話と5話)や「西太后の紫禁城」(1話50分で30話もあるのでとりあえず1話だけ…)を見たりしました。ちなみに、ここは全画面表示なんで見やすいよ。
「深津絵里のブラコメ」
http://www.gyao.jp/drama/blacome/
投稿: チコ | 2006/06/12 17:33
チコちゃん、わんばんこ~!
チコちゃんも応募してたんやねー☆
今回は残念やったけど、機会があれば是非観て欲しい作品ですわ。
改めて思ったのは「ムダがなくて、シーンとシーンの繋ぎ方が上手い」ということ。
高校生の女の子が主役なんて、私が最も不得意とする系統やのに(笑)、
これだけ印象深いっていうのは自分にも大きなことやったわ~。
ところで「ブラコメ」、早速教えてもらったURLを見てみました。
ぶはは!「鼻毛の異常に長い男を愛せるか?」(爆)
愛せるわけないやろっ!!(笑)
でもごっつオモロそうやわー。時間のある時に是非観てみるとです。
そして「西太后の紫禁城」っておもしろそうやなぁと思ったら、
1話50分で30話もあるって?!
それはドラマなのか、それとも歴史を振り返るドキュメンタリーものなのか・・・。
情報有難うね~(^-^)
投稿: いも→チコ | 2006/06/14 00:02
こんばんわ♪TB有難うございました♪
自分は実話モノが大好きというのもあって、評価が甘めになっているのもあるんですが(汗)、こういうエンターテインメント性が薄いバリバリ社会派な映画でもかなり惹かれてしまう内容だと思いました。
万人向けな映画ではないですけど、若い世代の方にも観て欲しいですね。後世に伝えるべき立派な人物が日本にはいたのだと。
投稿: メビウス | 2006/06/22 00:29
メビウスさん、こんばんは。コメント有難うございます!
こういう方(飯塚氏)がいたとは全く知らなかったので、
知識の1つになりましたね。
他の作品に比べて、レビューを書かれている方が圧倒的に少ないのが
残念ですが・・・。
投稿: いも→メビウスさん | 2006/06/24 23:20
先日はTBありがとうございました。
現在とは違う、昭和の飯田一家の家族愛が
印象に残っています。
投稿: コケタロ | 2006/06/27 12:11
コケタロさん、こんばんは。コメント有難うございます。
この作品、税理士ものをなぜ今映画化する意味があるのか?という疑問も
ありましたが、あの家族愛は今だからこそ伝えたいことなんだなと思いましたね。
(学校で子供たちに見せそうな作品という気もしますね。)
投稿: いも→コケタロさん | 2006/06/28 23:37
こんばんは
確かに盛り上がりの点では今ひとつかなと思いました。後半、事態が好転してからの展開があまりにスムーズだったので・・・
とはいえ、善と悪をしっかり描き分けて下手なヒネリを入れないストーリーは最近の映画ではほとんど見られないテイストと思われ、新鮮に感じました。おばあちゃんの手紙、ジーンと来ましたね。
私も学校で簿記の授業を受けたことがあるのですが、とても苦手な分野でした(汗)。
投稿: 朱雀門 | 2006/07/01 21:29
朱雀門さん、こんばんは。コメント有難うございます。
映画として楽しめるかと言うと「?」なところは正直ありますが、
ストレートな描き方と、人と人との繋がりはなかなか良かったですよね。
朱雀門さんも簿記を受けたことがあるんですね(^-^)
あれって実務として続けていないと、ものの1ヶ月ぐらいで
見事に忘れてしまいますね(笑)
投稿: いも→朱雀門さん | 2006/07/03 23:25
TBいただきありがとうございました。こちらもTBさせていただきます。たしかに家族愛という観点からみればいい話なのかもしれませんね。
投稿: トマト | 2006/07/04 18:40
トマトさん、こんにちは。コメント有難うございます!
返信が遅くなりスミマセン。
試写会を観てから日にちが経つにつれ、この映画はどちらかというと
家族愛の方をメインに見せたかったのかなという気持ちが強くなってきました。
でも会計士としての話がメインなように描かれているので、
実際のところ本当はどちらがテーマなのか分かりづらいですよね。
また寄らせていただきます☆
投稿: いも→トマトさん | 2006/07/09 13:52